2012年5月31日木曜日

日本株式2012年5月末


2012年5月末の日本株式の定点観測です。

所感
本月は、より多彩な業種への投資を行いました。選択基準は、売り切りでないビジネス、インフラビジネス、高配当銘柄、増配銘柄、過去最高益、ひふみ投信保有銘柄等です。5月のTOPIXは、▲10.33%(前月比)と大幅下落となりました。保有はしてませんが、ほんとローソン強いなーと思った月でした。


マイファンドは、
通算損益 :  3.04%
先月比  :▲8.64%
年初来  :  6.63%
と先月比で大幅な下落ですが損益プラスを維持しています。最高損益率は、ソフトバンク、最高損益額は、たけびし。最低損益率、額はTDKとなっています。


私が日本株式に投資し始めた2011年11月以降の主要ファンドの実績を見るとNo.1は、結い2101にで、僅差の2位にひふみ投信、マイファンドとなります。最下位は、さわかみファンドです。さわかみファンドは、遂に基準価格が9900円ととなってしまいました。

【結い2101】は、中小型でSRI銘柄で、リスクが10%以内になるように徹底したリスクコントロールを行っているように見えます。
【ひふみ投信】は、大型、中小型グロースのブレンドで上昇相場ではキャッシュ比率を抑え、下落相場では高めるということを機動的に行い守りながら増やすという手法を取っています。
どちらも大雑把に言えば、株上昇相場で株を買い、下落相場で株を売る。ボラティリティ上昇時に株を売り、下落時に株を買う、といったイメージです。
どちらのファンドも高いキャッシュ比率を誇るということで他のファンドと比べて相関性の低い動きをしており、TOPIXを保有している人でも多少の分散効果が期待できると思います。まあ、自分でキャッシュ比率を変化させれば良いと言う人もいますのでそこは意見が分かれるところだろうなと思います。キャッシュ比率に応じて信託報酬を安くしてくれればおもしろいと思いますが・・・




対象ファンド
TOPIX配当込指数に連動。無分配。DC年金専用。信託報酬0.28%
直販先駆けにして圧倒的な純資産額で直販唯一の勝ち組の座を堅守(インデックス比で成績が高いという意味ではない)。バイ&ホールド。信託報酬率分は仕事するのでTOPIX下振れリスクは少ない。なお、構成比率はTOPIXと同じではない模様。
大型、中小型グロース。信託報酬一部還元方式、ジュニア口座、自由つみたて等サービスが充実。変幻自在なキャッシュ比率銘柄選び、つぶやきセンス?が参考になるFMが運用。約60銘柄
人・匠・共生がテーマでSRI投資色が強いファンド。TOB以外で全売却した銘柄なし。彩ある投資先紹介と運用レポート。キャッシュ保持による徹底したリスク管理と安定した実績リターンを稼ぐ匠FM。その秘訣が知りたい。
M社ファンドオブザイヤーの日本株式クラス常連。銘柄選択が大胆。回転率高く実績リスクが高いが、実績リターンも高いアクティブFM。
低位株に属する株式でポートフォリオを構築。400銘柄以上に分散投資。

マイファンド日本株式銘柄
保有(構成比率順)
日産自動車、日精エーエスビー機械、たけびし、TDK、三菱商事、REIT ETF、ソフトバンク、ブリヂストン、リソー教育、近鉄エクスプレス、ハイデイ日高、ブリヂストン、東京センチュリーリース、東京瓦斯、セコム、アークランドサカモト、JXホールディングス、パーク24、1stホールディングス、


構成比率比率順(左ほど高い)
TOPIX電気機器輸送用機器銀行情報通信化学
さわかみファンド電気機器機械化学輸送用機器鉄鋼
ひふみ投信小売サービス電気機器情報通信卸売(↑)
結い2101機械化学精密機器サービス情報通信
JFザ・ジャパン電気機器建設小売情報通信サービス(↑)
低位株オープン卸売銀行建設機械化学(↑)
マイファンド輸送用機械卸売機械電気機器サービス(↑)
*データは6/11日時点のデータ。

参考:上記ファンドのYahoo比較チャート




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2012年5月20日日曜日

REIT2012年4月末


先進国REIT利回りと債券利回りについての定点観測です。2012年4月末の情報になります。

■所感
先進国債券利回りの減少で、利回り差は上昇、先進国REITの価格は上昇しました。また私は、先進国REITは割高と判断し、5月早々に先進国REITを全売却しました。将来、先進国REIT利回りが5.5%を超えてきたら投資を再開しようと思います。




■情報源
DIAM海外リートウィークリーレポートを利用しています。先進国REIT利回り、先進国10年債利回りは、それぞれS&P先進国リート指数の国別構成割合での加重平均を採用しています。(米国だけで65%ですのでほぼ米国リートに追従します。)


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債券 2012年4月末


定点観測 『債券』

■平均終利回り -  信託報酬 - (為替ヘッジコスト)
対象運ファンド
SMT国内債券インデックス
DLIBJ公社債オープン(中長期)
ステートストリートUSボンドオープン(為替ヘッジあり)
ステートストリートUSハイ・イールド債券オープン
EMB

■備考
為替ヘッジコストは、 ステートストリートUSボンドオープン(為替ヘッジあり) のみに反映・。データは月次運用レポートの値を採用。ファンド・オブ・ファンズのステートストリートUSハイ・イールド債券オープンの信託報酬は、0.96%で計算。





■感想
月次レポートを待っての更新だと現状とかなりの差が出てしまいますね。CIU、EMB、HYGの平均最終利回りの情報公開しているiシェアーズのHPの情報の方がよりリアルタイムで投資の参考になりそうな気がして来ました。iシェアーズは、比較的リアルタイムに情報公開がされているため好感が持てます。以下、CIU、EMB、HYGの情報へのリンクです。

http://jp.ishares.com/product_info/fund/overview/NYSEARCA/CIU.htm?qt=CIU&search=CIU

http://jp.ishares.com/product_info/fund/overview/NYSEARCA/EMB.htm
http://jp.ishares.com/product_info/fund/overview/NYSEARCA/HYG.htm



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2012年5月12日土曜日

今週の売買

今週は、日本株式を買い戻し、5月の1週目にSMTAMダウ・ジョーンズとFunds-i外国リートを全売却(利益確定)して、5月の2週目にSMTAMダウ・ジョーンズとeMAXIS新興国株式、Funds-i新興国債券(為替ヘッジ型)を少量買い付けました。これによりキャッシュ比率は、19%、債券と合せると25%になりました。

基準価格の推移を見ると、3月末でやっておくべきだったのでしょうが、損益がプラスかつベンチマークより上の状況で季節的にもキャッシュを増やしても良いのかなと思い実行しました。なお、積立投資暦2年で現在の通算損益はで8.79%です。

今後は、ベンチマークに下落トレンドが見え始めたため、わざわざキャッシュを投資しすぎて損失を広げすぎないように注意し、再度上昇してきたら、欧州を避けて米国大型株式のNYダウや米国社債(為替ヘッジ型)、新興国株式、新興国債券(為替ヘッジ型)に投資していく予定です。

急に反発してきた場合は、キャッシュ比率増やしててしまったなーとは思うでしょうが、実際には損益は既にプラスかつ資産評価額はさらに増えるので気にせず守りながら増えるように運用していく予定です。


<最新のポートフォリオ>


<先月末のポートフォリオ>


<基準価格の推移+ベンチマークとの比較>
ラッセル・グローバル・バランスF安定成長型はSBI証券で買い付けた場合の手数料を考慮。
ベンチマークは、リスクが高いのがeMAXIS世界株式で、リスクが低いのがラッセル・グローバル・バランスF(株式:債券=1:1の債券が為替ヘッジ型)。





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2012年5月10日木曜日

日本株式2012年5月中


日本株式の定点観測です。

■所感
今月もバランスの良いポートフォリオ構築を目指して、上場高配当や武田薬品工業、ベネッセHDを売却したキャッシュでリバランス。不動産業はまったく詳しくないのでひふみ投信にのっかりパーク24を購入。小売は、ホームセンター中心に多角経営のアークランドサカモト。石油・石炭は大型のJXホールディングス。同様に電気・ガスも大型の東京ガス。その他金融は、リース会社のうちインドに力を入れている東京センチュリーリース。倉庫・運輸関連業では、近鉄エクスプレス。とりあえず、これで教育、リース、ガス、石油、カーシェアリング等契約して何年にもわたってサービスを提供し収益を得るという会社が増えたのかなと思います。

直近では、東京センチュリーリースとパーク24とこの下落相場の中5%、3%とプラスになっています。
また、近鉄エクスプレスが昨日増配発表&信用倍率が0.09倍なので今後に期待です。それとは逆にJXホールディングスは、信用倍率が今18倍でさらにドンドン信用買いが入っているようです。

ちょっと残念だったのは、60000円を割り購入するか悩んだベネフィットワンが好業績ということもあり今日反発してしまったことですね。買いそびれました。会員数純増で利益も増えているので今後は安定的な利益と増配が期待できる企業なので引き続き注視していく予定です。(今回は、2500→3000円への大幅増配で反発)。



通算損益率は、+8.08%。途中、利益確定した分もあるので最近の下落相場中でもだ貯金があり同期間のTOPIXと比較すると若干のプラス。最近は、先月よりキャッシュ比率を高めているひふみ投信と結い2101の成績が相対的に良い。また、低位株に分散投資している低位株オープンは先月に続く大きな下落となっています。

■対象ファンド
TOPIX配当込指数に連動。無分配。DC年金専用。信託報酬0.28%
直販先駆けにして圧倒的な純資産額で直販唯一の勝ち組の座を堅守。バイ&ホールド。信託報酬率分は仕事するのでTOPIX下振れリスクは少ない。なお、構成比率はTOPIXと同じではない模様。
信託報酬一部還元方式、ジュニア口座、自由つみたて等サービスが充実。変幻自在なキャッシュ比率銘柄選び、つぶやきセンス?が参考になるFMが運用。約60銘柄
人・匠・共生がテーマでSRI投資色が強いファンド。TOB以外で全売却した銘柄なし。彩ある投資先紹介と運用レポート。キャッシュ保持による徹底したリスク管理と安定した実績リターンを稼ぐ匠FM。その秘訣が知りたい。
M社ファンドオブザイヤーの日本株式クラス常連。銘柄選択が大胆。回転率高く実績リスクが高いが、実績リターンも高いアクティブFM。
低位株に属する株式でポートフォリオを構築。400銘柄以上に分散投資。

■マイファンド日本株式銘柄
保有(構成比率順)
日産自動車、日精エーエスビー機械、たけびし、TDK、三菱商事、REIT ETF、ソフトバンク、ブリヂストン、リソー教育、ブリヂストン、東京センチュリーリース、東京瓦斯、アークランドサカモト、JXホールディングス、パーク24


構成比率比率順(左ほど高い)
TOPIX電気機器輸送用機器銀行情報通信化学
さわかみファンド電気機器機械化学輸送用機器鉄鋼
ひふみ投信小売サービス電気機器情報通信(↑)機械
結い2101機械化学サービス精密機器情報通信
JFザ・ジャパン電気機器建設小売情報通信サービス(↑)
低位株オープン卸売銀行建設機械電気機器
マイファンド輸送用機械(↑)卸売(↑)機械電気機器(↓)情報通信(↑)

ひふみ投信キャッシュ:14%(+6%)
結い2101キャッシュ:39%(+3%)
マイファンドキャッシュ:1%

参考:上記ファンドのYahoo比較チャート



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私の投信保有履歴(2018年度版)

この数年で日本投資環境は良くなった感じており、色々過去を振り返ってみたくなり自分の投信保有履歴を掲載しています(企業型DCは除いています) 2017年-2018年(31-33) 2017年は、仕事が忙しくてほぼほったらかしでした。その裏でつみたてNISAと金融庁...