2013年10月11日金曜日

ブログ開始から2年の実績。リスク・リターンのベンチマークとの比較



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本ブロク開始から2年が経過しています。

そこで本記事でこの2年間の実績を振り返ろうと思います。

まずは、実績であるリスク・リターン表を作成しました(下記参照)。
また、備忘録的に運用の歴史を書きました。

横軸は、月末報告時の基準価格より算出した月次リスクを年率に換算した値を示します。
縦軸は、年率リターンを示します。ともに期間は24ヶ月となります。

マイファンド…マイファンド全体(修正ディーツ法)
401K…マイファンド企業型401k部(修正ディーツ法)
自社株…マイファンド自社株部(奨励金込、修正ディーツ法)
世界経済…世界経済インデックスファンド
世界株式…eMAXIS全世界株式インデックス
TOPIX…DIAM国内株式インデックスファンド(DC)
*2013/10/12 DIAM新興市場日本株追加

最も高いリターンを上げたのはJPMザ・ジャパンになります。リスクは約34%程度と高いですが、シャープレシオは、1.5もあり、非常に優秀といえる成績を収めています。絶賛販売停止中ですが、NISA開始までに販売再開されるのでしょうか??

自社株は、完全な毎月積立投資になります。結果、奨励金分TOPIXをアウトパフォームしました。個別銘柄という事でリスクは約30%と非常に高いですが、年率33%を超え倍返し銘柄となっています。その他倍返し銘柄は、ひふみ投信を参考に購入したソフトバンク。4倍返しとしては日精ASBがあります。逆に最も損益額が高いのはDeNAで‐30%となっています。

世界株式とTOPIXを比較すると、アベノミクス効果もありTOPIXの方が高いリターンを上げていますが、その分高いリスクとなっています。

401Kはブログ開始前から運用しています。下記に初回入金来(2010年4月)からの運用利回り(年率)および直近1年の成績を示します。計算は運用会社が正確に行ってくれているものです。
震災前までは、バランス運用、震災後一息おいてある程度日本株式が回復したところで外国株式と国内債券運用へ移行しました。財政の崖の前に頻繁にスイッチングして、財政の崖後、外国株式比率を高めていきました。また、途中投資商品に新興国債券と新興国株式が追加されました。その後、極度の円高時に新興国債券投資。アベノミクス時に新興国債券を新興国株式にスイッチングして株式を100%。途中、新興国株式が動きが鈍いと思い、新興国株式を日本株式にスイッチング。先月日経が15000円付近に来た時に日本株式を新興国債券スイッチングというような運用をした結果、グラフのリスク・リターンとなりました。
なお、401Kでは、震災後日本株式のインデックスを売りましたが、2011年11月頃から日本個別株式投資を開始しました。その後、アベノミクスを恩恵を受けつつ徐々に投資資金を増やしています。

マイファンド、ひふみ投信は、株式投資比率をコントロールすることで、TOPIXまたは世界株式と比較して低いリスクで高いリターンを実現しています。両者のシャープレシオは同等でひふみ投信がより高いリスクとリターンとなっています。
マイファンドのリスクが低いのは、昔は今ほど株式比率が高くなかったという事と自社株とその他資産の相関が低かったという事があげられます。良く言う分散効果によりリスクを低減できたということになるかと思います。

為替ヘッジを行うラッセルGBF安定成長型と世界経済インデックスファンドを比較すると、為替ヘッジ効果でラッセルGBFの方がシャープレシオが高い結果となっています。リターンは、ドル円78円程度から反発による為替の影響もあり世界経済インデックスファンドの方が勝る結果となっています。

この2年間、価格が上昇して、取引回数が多いというのが注意点として思うようになりました。その対応のため、MAXISバランス波乗り型を最近購入しています。波乗り型は運用方針は特に問題ないですが、運用能力に問題があり短期金融資産が常に4.5%程度あるという欠陥を持っています。この欠陥は、下落時には良い方向に働くのでとりあえずスルーしていますが、なるべくなら減らして頂きたいものです。また、eMAXISシリーズは、純資産額が順調に増えていっているのにまったく信託報酬率を下げる話が出ていません。信託報酬率をNISA開始前までに下げない場合は、NISAでeMAXISシリーズを買うことはリスキーだと考えています。そういう意味では低コストインデックス投信を買うなら、高めの純資産額と信託報酬を下げた実績があるSMTシリーズが最もNISAに向いているのと今は考えています。

つらつらと書きましたが、まだ20代、今後も一つの運用手法、商品にとらわれずリスク分散投資を続けていきたいと思います。

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